Wit Pimkanchanapong+遠藤治郎 jiro ENDO
Wit Pimkanchanapong+遠藤治郎 jiro ENDO
ぱたぱた・ガッチリ・其のまんま[SpaceC] 天井となる「ぱたぱた」は、檜のロボテック可動ルーバーで、2階とのチラリズム関係をつくっています。「ガッチリ」は、重すぎて開閉を断念した巨大家具で、斜線規制が造る新しい街並みを反映しています。「其のまんま」は、日本の厳しい建築基準法のまま、貼らざるを得ない構造用合板と、それから逃れた既存の古い柱と梁を示しています。この3つのバラバラな要素で出来た10平米が、この地域/建物の時間に参加できれば幸いです。

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プロフィール
遠藤治郎 Jiro ENDO


1966 年 東京生まれ。

1991 年 武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業

1995 年 インテンショナリーズを大堀伸、鄭秀和と共に共同設立

1998 年 guesthouse を遠藤幹子と共に設立

1999 年~ベルラーヘ・インスティテュート / オランダ

2002 年 国立モラトワ大学建築学部建築学科研究室名誉助手兼 Guest Lecturer/ スリランカ

2003 年~ソイ・ミュージック主催(バンコク、東京、横浜トリエンナーレで開催)

2004 年 new guesthouse 設立

2005 年~ソイプロジェクト参加(横浜トリエンナーレ、シャージャビエンナーレ、デジタルアートフェスティバル東京、Ikon gallery, UK)

2009 年~国立キングモンクット工科大学建築学部非常勤講師/ タイ



ウィット・ピムカンチャナポン (タイ・バンコク)

Wit PIMKANCHANAPONG


1976 年 バンコク生まれ

チュラーロンコーン大学建築学部、ケント芸 術デザイン大学 視覚コミュニケーション学修士課程修了

2003 年~ ヨーロッパとタイを中心に多数のグループ展に参加

2005 年~ソイプロジェクトとしての活動を開始し、「横浜トリエンナーレ2005」、「T1 トリノ・トリエンナーレ」(06)、「 シャルジャ・ビエンナーレ」(07)、「アジア・パシフィック・トリエンナーレ」(09-10)などの国際展に参加。「黄金町バザール2008」出品アーティスト