コンセプト
Concept

フライング・スーパーマーケット
Flying Supermarket

嘘のような本当の市場 Unbelievable True Bazaar
本間純《そして川は流れる》黄金町バザール2008 Photo by Shigeo Anzai

嘘のような本当の市場
Unbelievable True Bazaar

2008 年に開催した第1 回の⻩⾦町バザールは、「嘘のような本当の市場」を⽬指し、アートのみならず、⾳楽や⾷も含めたプログラムをまちなかに点在させることによって、かつては無数の⼩さな違法⾵俗店が⽴ち並んでいた地域のイメージを刷新するきっかけをつくりました。

The first Koganecho Bazaar in 2008 sought for being a “Unbelievable True Bazaar” and spread out into the town with various projects including music and foods rather than only fine art. As a result, the Bazaar became a turning point to change an image of this area where used to be a prostitution quarter.

知識・⽂化の交流地
Edwin Lord Weeks, The Moorish Bazaar, 1873

知識・⽂化の交流地
Crossing Point of Culture and Knowledge

もともと「バザール」とは、中東地域の交流地点にうまれた市場を指しています。そこでは地域の特産品や⼿⼯芸品が売買され、知識・⽂化の交流地となっていました。はじめは都市の⾨前で展開されていたものが次第に拡⼤し、⾨前から道へ、道から交差点へ、そして広場を含めた地域へと発展していきました。

“Bazaar” originally means a market that appeared at crossing points in the Middle East. Thereby, energetic trades of local stuffs and handcrafts occurred, and further, culture and knowledge were introduced to different places as well as commercial matters. At the very beginning, a bazaar opened just around gates of a town. As time goes on, it gradually developed and expanded from gates to streets to crossing points and to an area including plats.

⻩⾦町バザール2018 は、〈マーケット(market)〉を〈超える(super)〉ものとして誕⽣した〈スーパーマーケット(super market)〉になぞらえ、⻩⾦町バザール2008が⽬指した「嘘のような本当の市場」をバージョンアップし再スタートを切ります。

This year’s Koganecho Bazaar aims to refresh and update the “Unbelievable True Bazaar”, as a supermarket originally appears to be super[over, beyond]-market.

既存の「まち」を⾶び越え、⾏き交う多様な価値
Various Sets of Values Flying Out the Present Borderline of machi

⼀般的には画⼀的なイメージのあるスーパーマーケットが、地域ごとに少しずつ商品のラインアップやレイアウトを変えて⼈々の⽣活や⽂化の中に浸透していくように、⻩⾦町バザール2018 もこのテーマを通して、既存の「まち」としてのボーダーを⾶び越え、多様な⼈々や知識が⾏き交い、多様な価値によって互いを触発する場となることを⽬指します。

Generally speaking, supermarkets are chained and standardized. However, they slightly change their goods and layouts for each place and area, permeating through lifestyle and culture of the local people. Likewise, with the theme Flying Supermarket, Koganecho Bazaar 2018 tries to fly out the present borderline of machi “a city”and to become a field where various kinds of people and knowledge come and go so that each other are accelerated by their different perspectives and trades.

既存の「まち」を⾶び越え、⾏き交う多様な価値
黄金町バザール2017開催風景 Photo by Ryudai Abe

プログラム
Program

黄金町バザール2018 –フライング・スーパーマーケットは、7カ国17組のアーティストの新作が彩るメインプログラム、黄金町のアートを紹介する特別プログラム、臨場感あふれるイベントの3つで構成されています。今回のバザールのために作られる新鮮な作品たち、地域の空気が育んだ芸術、アートの楽しみ方が広がる特別なひととき。黄金町に降り立つフライング・スーパーマーケットはこれらの催しを通して、日常を豊かに過ごすための新たな素材を提供します!

Koganecho Bazaar 2018 Flying Supermarket is composed of three programs: main project in which seventeen artists from different seven countries create new works, special program that introduces arts in Koganecho and ad hoc stimulating events. Fresh works made for this version of the Bazaar, arts grown within the local environment, and rich, breathing moments in which your appreciation of art gets another scope. Through these programs the Flying Supermarket opening in Koganecho provides for visitor materials that make everyday life colorful!

1.メインプログラム
1.Main Program

公募や推薦によって選ばれた7ヶ国17組のアーティストが、「フライング・スーパーマーケット」をテーマに、滞在制作で新作を発表します。

Main project in which seventeen artists from different seven countries create new works.

[参加アーティスト]安里槙+許田盛哉+etc. / 安部泰輔 / 大野光一 / 近あづき / 谷耀介 / 葉栗翠+イクタケマコト / 人見紗操 / メランカオリ / RED Profile (嶋山文香) / 山本アンディ彩果 / エスクリ / インスタント・コーヒー / キム・ミファ / イ・スンハ / スピーク・クリプティック / フイ・ティエン・ムイェン / 蔡坤霖(ツァイ・クェンリン)+山田哲平+林子皓(リン・ズハオ)

まちを彩り深化させる
Coloring our town and presenting another aspect of the place

インスタント・コーヒー《Perpetual Sunset / Say Nothing in Bright Colours》2012年
インスタント・コーヒー《Perpetual Sunset / Say Nothing in Bright Colours》2012年
スピーク・クリプティック、シビック・ディストリクト・アウトドア・フェスティバル「Hemera's Feast」のための彫刻
スピーク・クリプティック、シビック・ディストリクト・アウトドア・フェスティバル「Hemera's Feast」のための彫刻、2017年

まちに潜む「音」に新たなかたちを与える
Giving another form to the sound overlooked in the area

エスクリ、フィリピン・バギオでのパフォーマンス《Space intervention》の様子
エスクリ、フィリピン・バギオでのパフォーマンス《Space intervention》の様子、2016年、Photo by Jem Calija
蔡坤霖(ツァイ・クェンリン)《The sound discovery》
蔡坤霖(ツァイ・クェンリン)《The sound discovery》2017年

普段の窓に新たな世界を出現させる
Presenting another world in ordinary windows

谷耀介、⻩⾦町バザール2018《虚⾦湯》のためのドローイング
谷耀介、⻩⾦町バザール2018《虚⾦湯》のためのドローイング、2018年
RED Profile(嶋山⽂香)《sisterhood》2017-18AWコレクションより
RED Profile(嶋山⽂香)《sisterhood》2017-18AWコレクションより

お土産を持ち帰られるワクワク体験
Exciting participation with which you can bring back souvenirs and precious memories

安部泰輔、ワークショップ「ふしぎの森の美術館」展示⾵景、2010年
安部泰輔、ワークショップ「ふしぎの森の美術館」展示⾵景、2010年
安部泰輔、ワークショップ「ふしぎの森の美術館」展示⾵景、2010年
安部泰輔、ワークショップ「ふしぎの森の美術館」展示⾵景、2010年

2.特別プログラム「黄金町のアートを紹介する」
2.Special Program: Introducing Arts in Koganecho

黄金町では、常時約50組のアーティストがアーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラムに参加し、活動しています。今回は、京急線高架下の日ノ出スタジオや黄金スタジオ、横浜にぎわい座などを会場に作品を展示し、黄金町のアートシーンを紹介します。これもフライング・スーパーマーケット!!

There usually are 50 artists joining Artist In Residence (AIR) program in Koganecho. Koganecho Bazaar 2018 exhibits some of their works in venues such as Hinode Studio and Kogane Studio under the Railways, and Yokohama Nigiwai-za. This program introduces their practices which are composed of various genres and thoughts. This is too a part of Flying Supermarket!

グループ展「pass by: 動くものと動かないもの」
pass by: passing and remaining

黄金町のアーティスト7人を紹介するグループ展。タイトルのpass byは作品を見る人たちの「通り過ぎる」という行動をヒントに、「展覧会を見ること」の意識化を試みます。

[参加アーティスト]栗原亜也子 / 土居大記 / 平山好哉 / 三輪恭子 / 安田拓郎 / 吉田ゆう / 吉本直紀

[Artists]Ayako Kurihara / Hiroki Doi / Yoshiya Hirayama / Kyoko Miwa / Takuro Yasuda / Yu Yoshida / Naoki Yoshimoto

土居大記《Salt》2018年
土居大記《Salt》2018年、黄金町アーティスト・イン・レジデンスプログラム成果展での展示風景
平山好哉《beat of lemonade》サウンドインスタレーション
平山好哉《beat of lemonade》サウンドインスタレーション

グループ展「黄金町のアートと工芸」
Arts and Crafts in Koganecho

黄金町では、木工、金工、陶芸、ファッション、イラストなど、さまざまな領域で活躍するアーティストが活動しています。「黄金町のアートと工芸」展では、領域横断的な交流の中で育まれる黄金町のアートの一端を紹介します。

[参加アーティスト]さかもとゆり / さんにん工房 / 竹本真紀 / ぶち木工 / 山本貴美子 / 楊珪宋

[Artists]Yuri Sakamoto / Sannin Kobo / Maki Takemoto / Buchi Mokkou / Kimiko Yamamoto / Keiso Yo

[会場]横浜にぎわい座(横浜市中区野毛町3-110-1)10:00〜22:00 ※10月17日(水)・18日(木)休館

[共同主催]横浜にぎわい座

©山本貴美子     
©山本貴美子
©さかもとゆり     
©さかもとゆり
©ぶち木工     
©ぶち木工

黄金町×福利社 国際交流事業〈社交町⇄町交社〉「ゴールドリフレクションタウン」展
GOLD REFLECTION TOWN

国際交流事業として今年6月に台湾を拠点とする9人のアーティストを紹介した「島上的群島(とうじょうてきぐんとう)」を黄金町で、7月には黄金町のアーティストを紹介する「黄金反射町 nwoT noitcelfeR dloG」を台北の福利社で開催しました。今回の黄金町バザールでは、台北での展示を「ゴールドリフレクションタウン」展として再構成し発表します。

[参加アーティスト]小畑祐也 / 土居大記 / 葉栗翠 / 人見紗操 / ユ・ソンジュン / 楊珪宋

[Artists]Yuya Obata / Hiroki Doi / Midori Haguri / Saaya Hitomi / Sungjun Yoo / Keiso Yo

「黄金反射町 nwoT noitcelfeR dloG」展
「黄金反射町 nwoT noitcelfeR dloG」展
「黄金反射町 nwoT noitcelfeR dloG」展オープニングの様子
福利社(台湾)で開催した「黄金反射町 nwoT noitcelfeR dloG」展オープニングの様子

made in Koganecho
made in Koganecho

2017年よりスタートした「made in Koganecho」。黄金町のアーティストの成果物を黄金町産というブランドとしてエリア外へ発信し、展示等を通して販売へとつなげていくプロジェクトです。今回の黄金町バザールでは、アートのまち黄金町の作品やグッズを販売、宣伝する総合的な施設として日ノ出スタジオをオープンします。

gallery made in Koganecho 外観
gallery made in Koganecho 外観
gallery made in Koganecho 展示風景
gallery made in Koganecho 展示風景

都市をスケールから解放するワークショップ
Workshop-Topological Scale: Flying Direction

当NPOでは、子どもの創造力を発揮する機会創出にも取り組んでいます。本ワークショップでは、「自分自身にとって重要な場所(の名前)」から「将来行きたい場所(の名前)」までを、その方向を示す 矢印とともに子どもたちに描いてもらい、まちの中に展示します。都市のスケールを地理的制約から解放する矢印は、会期中もワークショップによって増殖していきます。*ワークショップの日程や参加方法については、近日中にイベントぺージで公開します

[参加アーティスト]金子未弥

[Artist]Miya Kaneko

3.イベント
3.Events

アートの楽しみ方にスパイスを加えるツアーや、参加アーティストによる臨場感あふれるパフォーマンス、リニューアルしたのきさきアートフェアなど、ワクワクするイベントが目白押し!

There will be held a plentiful of events: for instances, tours that spice up ways to enjoy arts, performances by the participating artists, and renewed Nokisaki art fair!

イベントページへ|Events

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