黄金町バザール2017
黄金町エリアマネジメントセンター > 黄金町バザール2017 > 黄金町バザール2017 作品プラン募集!

黄金町バザール2017 作品プラン募集! 2017.02.01.wed

黄金町バザール2017 作品プラン募集!

“Double Façade 他者と出会うための複数の方法”のコンセプトに基づき2017年の開催にむけて、プロジェクトのプランを募集します。特にジャンルの指定はありませんが、主催者が提供する施設が有効に活用された、会期中を通じて公開可能なプロジェクトであることが審査基準となります。なお、提出するプランは、未発表のオリジナルのものに限ります。

1. 2017年の企画コンセプト:「Double Façade 他者と出会うための複数の方法」

黄金町バザールは、黄金町エリア全域に展開するアーティスト・イン・レジデンス事業を背景に、アートとコミュニティの関係、そしてアジアとの交流を主なテーマとして、2008年から毎年開催されてきました。「黄金町バザール2017」のテーマもまたその両方に関わっています。

今回のサブタイトル「Double Façade」は、作品の前にたたずむ観客の姿と、建物の正面で立ち止まり、これから中へ入ろうとしている人の姿を重ねあわせたもので、どちらも黄金町バザールの会期中、日常的に目にする風景です。

「Double Façade」という言葉にはふたつの使い方があります。ひとつは文字通り、二重の形を帯びたFaçade(正面)のことで、この場合、人とFaçadeとの関係は、先に述べた黄金町バザールの日常的な風景に重なっています。もうひとつの使い方は、ひとつの建物に対してふたつの正面(入口)がある場合で、今回の文脈ではそれをアートとコミュニティとの関係のメタファーとして引用しています。アートの側からコミュニティへ、あるいはコミュニティの側からアートへとそれぞれが別の正面(入口)からアプローチしたとき、「Double Façade」とは果たしてアートとコミュニティがどこかで出会うのかどうかも分からない、異なる二つの正面(入口)を意味しています。つまりこの両者はどこかで接点を見出すことが出来るのか、あるいは本当に接点はあるのか、という問いかけに対応しています。ここではアートとコミュニティは相互に理解し合う関係ではなく、むしろ互いに不透明な関係であるという側面が強調されています。

この「Double Façade」という言葉によって私は、アートの特異な在り方を捉えたいと考えました。アートはそれ自身が他者でありながら、同時に他者の間をつなぐ媒介者の役割を果たそうとしていると思います。例えば、ある言葉を別の言葉に翻訳して伝える通訳者が、今まであまり聞いたことのない言葉を突然語り出したとしたら、通訳を期待していた人たちはこの聞き慣れない言葉についてどう思うでしょうか。この言葉が実は自分たちを媒介する役割を持っていると理解することが出来るでしょうか。そしてもしこの通訳者がアーティストであり、この聞き慣れない言葉がアートだとしたらどうでしょう。

今年もまた多様な背景を持ったアーティストが黄金町に集まり、新しい『黄金町バザール』を私たちと一緒に作ることになります。例年のように、アーティストたちはお互いを理解することに努め、またコミュニティに働きかけようとするでしょう。そして今回はコミュニティの側の能動的な動きを見えるようにすることを、10回目を迎えた黄金町バザールの課題の一つとして取りあげました。

アートを媒介としたコミュニケーションはいつも鑑賞者の側の能動的な働きかけを要請しています。ウィリアム・ブレイクによればアートとは鑑賞者の「行為する力を喚起するもの」であり、能動的な行為に対する動機付けの役割を果たしています。そして喚起された行為は人やコミュニティ、社会に対して働きかけ、その影響は再びアートへと還流していきます。

今回はそのようなアートとコミュニティの関係をモデルに「双方向から働きかけあう関係」をテーマとしました。
このテーマを通して、互いの異質性と共通性を理解し、互いに敬意を持って共存することが出来る世界を構想していくという課題について考えてみたいと思います。

黄金町バザールディレクター
山野真悟

2. 事業期間(制作・展示・撤収スケジュール)

展示期間Vol. 1 2017年8月4日 (金) 〜 9月13日 (水)
Vol. 2 2017年9月15日 (金) 〜 11月5日 (日)
現場での制作期間2017年6月以降の1ヶ月〜2ヶ月程度 ※プラン内容と会場準備状況により、調整可能
撤収期間2017年11月6日 (月) 〜11月 12日 (日)

3. 採択件数

5件 ※審査の結果によっては、実際の採用数が予定採択数以上、または以下の場合もあります。

4. 応募条件

  • ◆制作に関わる全てをアーティスト自身の責任で行うこと
  • ◆制作の成果を作品として黄金町バザールで必ず発表すること
  • ◆制作・展示・撤収スケジュール(項目2)を厳守できること
  • ◆主催者が開催する、アーティスト・トーク、レクチャー、ワークショップなどのイベントに、出演、参加すること

5. 展示会場について

大きく2つのパターンがあります。このいずれかを想定したプランの組立が可能ですが、審査の後、希望された展示会場とは異なる実施会場を事務局から提案する場合もあります。

A.NPO管理施設
元違法風俗店舗空間(一戸当りの平均面積は約20㎡の2階建)、高架下スタジオの一部など。

B.その他
屋外空地や壁面、ショーウィンドー、店舗(飲食店等)の一部など主催者の管理施設外の場所についても、プランを受け付けます。プランが審査を通過した後、主催者が所有者と交渉・調整を行いますので、応募者による実施場所への事前の立入り調査・問合せ・交渉等は、所有者の方へのご迷惑となりますので固く禁じます。また、交渉が成立しない場合は、プランの変更をお願いする他、プラン採用自体の見送りもあり得ます。

6. 主催者によるサポート

A. 制作・展示・撤収費用
提出プランに応じて、80万円以内の範囲で助成を行います。提出された予算計画書を部分採用する場合もあります。審査通過後、事務局と提出された作品プランをもとに、予算計画書の確認を行います。支払い方法は、協議のうえ決定します。

B.その他
◆展示会場使用料(光熱費含む)は事務局が負担します。
◆「黄金町バザール2017」の参加企画として、主催者が広報を行います。
◆必要に応じてレジデンス施設を提供します。

7. 作品の著作権・販売について

作品の著作権や販売については、個別相談の上、主催者と参加アーティスト間で覚書を結びます。会期中に撮影した制作風景・展示風景や作品などの記録写真・映像の使用権は、主催者と参加アーティストの両者が保有します。作品の販売については、主催者と参加アーティストの協議が必要です。

8. 応募方法

応募書類受付期間 : 2017年3月5日 (日) 必着

  • ◆提出書類
  • A4のポケットファイル1冊に以下の内容をまとめて提出してください。
1.応募用紙(様式1 ダウンロード
2.企画提案書(様式2 ダウンロード)(添付資料ダウンロード)
3.収支予算書(様式3 ダウンロード
4.ポートフォリオ(過去の作品写真や活動記録など)

※様式1~3はホチキス留めをせずまとめてポケットファイルの1枚目に入れて下さい。
※映像作品の場合は1作品5分以内に編集したDVDを添付し、ディスクの表面に氏名を明記してください。
※1名(1グループ)につき、プランは1件のみの提出です。複数プランの提出は、応募資格を失うことになります。現物の作品は受け付けません。

◆提出方法
郵送または事前に事務局まで連絡のうえ持参してください。メールでの提出は受け付けません。応募期間の最終日は、黄金町エリアマネジメントセンターの営業時間内(10:00~19:00)に下記提出先に持参していただくか、郵送の場合は同日必着とします。

◆提出先
「黄金町バザール2017」作品プラン募集係
住所:〒231-0066 横浜市中区日ノ出町2-158
黄金町エリアマネジメントセンター
TEL:045-261-5467

◆その他
ポートフォリオは返却となります。郵送料金を貼った返信封筒を同封してください。
ポートフォリオ以外の提出書類は返却致しません。

◆選考委員
山野真悟(黄金町バザール ディレクター)
窪田研二(黄金町バザール2017 ゲストキュレーター)
・黄金町バザール2017キュラトリアルチーム(佐脇三乃里、李智希、水谷朋代)

◆審査の流れ
選考委員による書類審査のうえ、最大5件を選出します。審査結果は、2017年3月末に応募者にメールにて通知します。面接審査が必要だと判断された作品プランについては、選考期間中に個別に連絡をします。

9. 公募に関するお問合せ

→よくあるご質問

問い合わせ NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター
横浜市中区日ノ出町2-158
Tel:045-261-5467 Fax:045-325-7222
Mail:info@koganecho.net
http://www.koganecho.net